桐ヶ丘の家

敷地は前面道路と高低差のある郊外住宅地の一角にある。

郊外住宅地のメリットは敷地が広いことはもちろん密度が高い都心に比べ隣地との距離が確保できることや通行人の視線が少ないことなどから開きやすい。

しかしこれといって特殊な条件でない場合 どのように開くかということが課題となる。

ここでは南だれの高低差を活かしスキップフロアーとし視線の気になる1階は周囲から閉じ プライバシーを意識しつつも ロケーションを活かすため 2階は開くこととした。

ゾーニングとしてはスキップした空間を活かし視線を変化させどこにいてもひとりひとりの存在を感じながら個々のスペースをしっかり確保することとした。

用途一戸建ての住宅
竣工2011年5月
建築地半田市
工事内容新築
構造規模木造2建て
設計今井賢悟
撮影
その他